おそるべき地産地消率



伊根町へ引っ越してくる前。

普段はスーパーで野菜や切り身の魚を普通に買っていましたが、

すぐ近所にあった昔ながらの商店街の八百屋さんと魚屋さんで買い物するのが好きでした。



美人のお母さんに、「2つ買ったら安したるわ!」とついついのせられて買いすぎて、

魚屋のおっちゃんには美味しい魚の食べ方を教えてもらったりして、

スーパーで買ったときよりも、ちょっとグレードアップした気分で、ホクホク、わくわく帰りました。




● 店頭に並んでいる食材を買う

● 生産者や、流通過程を知っている人や、その道のプロから買う

● 顔馴染みの生産者から直接買う

● 自分で作って自分で食べる



食べることには↑みたいな段階があって、
いちばん下が最強だと思うのですが、伊根町は下2つの確立が圧倒的に多い!!!




でもそれが特別だと思っている人はどうやら少ないようで、
逆に言うと上から2番目のような、「繋ぎ手」の部分は少し弱いかなぁと思うところ。

私はそこをビジネスチャンスにしたいと思っている人です(笑)



ただ、今まではそんなもの必要ないくらいの地域だったということでしょう。





昨夜は取材の写真係で、おそるべき地産池消率を誇るお宅へ。

このお宅は、新井の棚田で知られる新井区。

魚も取るし米も育てる!という漁師と農家を兼業されている方も多い地域です。
(↑これまじで最強すぎませんか・・・)





まず教えていただいたのは、えのは(シイノハ・沖ヒイラギ)の天竺炒り。

「この辺ではタダみたいな、捨てるような魚なんだ~」と。


素揚げして甘辛く炊いてゴマをまぶしたもの。

2度揚げしてサックサク、おつまみスナックな軽さで美味しい!


そして驚くべきことに、香りが良くて香ばしくて美味しいこのゴマも自家製・・・・!!!

 
新井の集落では数件ゴマを作っているのだとか。
 
 
「育てるんは簡単だけど、乾燥させてからあとが手間なんだぁ。」と奥様。
私からすると、育てるのも本当に簡単なのかは怪しいところ(笑)
 
 
 
 
   
 
このお宅はお米も作っているし、
この日家にあるだけで畑で育てた野菜は10種類!




そして現役は引退されているものの、 左利きで器用に鰤の刺身を着る旦那さんは元漁師。

10kgの鰤を新井崎漁港で購入し、少しずつ食べているらしい。


控えめに言って、最強です(笑)
何度も言うけどw






うご と言われるエゴノリを加工したものは、ボイル白菜と自家製ゴマ和える食べ方。





うごはこちらに来て初めて食べましたが、
ネギやショウガを乗せてしょうゆや酢しょうゆで食べていたので、和え物としては初めて。









「伊根のもん」じゃないのはアジフライのパン粉くらい?あとかまぼこか。




食べすぎ防止でプレートに盛り付けるやり方も、メニューも普段の食卓。

しつこいですが、最強。











取材で晩ごはんの写真を撮りに行った私ですが、このあとたらふくご馳走になりました。

美味しいご飯と楽しいお話、本当にありがとうございました!!!












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