魚のプロに教わる!中学校料理体験



前回のブログで伊根町の教育費事情をご紹介しました。


今回は、先日行われた中学校での授業内容をご紹介。


1年生がグループに分かれ、それぞれに町内の魚のプロたちが講師として指導するというかなり贅沢な料理体験が行われました。



煮付け・汁物担当グループは、伊根の方言で「コングリ」と呼ばれるカワハギ。


 
煮物用のたくさんの数のカワハギをひたすら下処理!
 
このグループの講師は、伊根地区平田で人気の宿で腕をふるっている先生。
「胆のうの部分だけは絶対につぶさんように取ること!これだけは入ると苦くなる。」とのこと。
 
 
 
カワハギという名のとおり、ツルーンと皮が剥げます。
この状態で売られていることも多いかと思います。
 
 
 
 
さて、このグループでは汁物も作らなくてはいけません。
これは、白身で淡白な魚、エソです。これを下処理後、包丁で細かく叩いて叩いてつみれにします。
 
汁物のお出汁は、もちろん伊根のじゃこで取ります!
 
 
 
 
 
 
 
さて、次は揚げ物グループを覗きます。
これはカマス。
 
 
 
このグループの講師は、漁協に勤める今回、唯一女性の先生。
ちょっとコツのいるカマスの下処理も、「まぁなんなとなるわー」とお母さんに教わっているような温かい雰囲気。

苦戦しながらもきれいにできました。





さて、最後のグループは、ハマチの霜降り!
ひときわ大きい魚を、朝妻地区泊の宿のご主人である先生が丁寧にレクチャー。

慣れない魚捌きに、身を多く添いでしまう子どもたちに、
「最初は気にするなー!どんどん豪快にいけー」と励ましながらあっという間に短冊に。



さっと湯通しして氷で締めると、霜降りという料理名に納得のビジュアルに。

料理人の講師は、盛りつけのための葱や大根、柚子などの引き立て役も手を抜かず、
包丁の使い方を丁寧に教えます。






さて・・・・
煮付け、汁物グループから良い香りが漂ってきました~~~!



 きれいな煮付け、つみれ汁ができてます!





揚げ物グループからもいい音と香りが。



余った小麦粉や卵に「もったいない。何かに使いたい!」と提案する子どもたち。


他のグループで残った葱や大葉を揚げる臨機応変な対応。
このグループなかなかやるなぁ~。



と、思っていたら、



汁物・煮付けグループが、霜降りグループで使ったハマチのアラをいつの間にか煮付けに返信させていました。

なるほど、豪快に身を捌いても、こうして無駄なく使うから問題なかったんですね!







その霜降りグループ、盛りつけにあたって器の向きや並べ方も教わっていました。









最後は、テーブルぎっしり並んだご馳走を前に、生徒も講師も先生も一緒にみんなでご飯。


 
 
とーーーーっても豪華なランチ。
これ、普通にいい値段取れるな、と思ってしまう私でしたw
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
伊根の小・中学校の食育はほかにもいろいろ。
普段の給食にも伊根食材が多く使われているそうです。
 
 
本庄小学校では、「さなぼり給食」と言って、生産者である農家さんたちを招待して、交流し、感謝しながらいただくというものがあったり、
 
伊根小学校では、「魚の食べ方コンテスト」なるものが開催されたり・・・。
 
 
 
伊根の子どもたち、ほんっとに魚食べるのが美しいんです。
 
以前、コンテスト開催日とは別に、伊根で水揚げされたアジが給食で出た際に行かせてもらったときも、あまりの美しい食べっぷりに感動してしまいました。
 
 


これ、小学生の食べたあとの魚です。
上級生だけというわけでもないです。



美味しいものに恵まれ、生産者や地域の料理人と近い関係性で、
食べ物を大事にいただくという教育に自然に繋がっているのが素敵ですね。













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